アルバルク東京・小酒部泰暉選手
- moritani5
- Apr 13
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小酒部泰暉選手はマンガのようなスポーツヒーロー!山北町が小酒部選手を生んだ街と誇る日は近い!!

アルバルク東京、小酒部泰暉選手はマンガのキャラっぽいところがある。
まず小酒部選手のストーリーがマンガの主人公のようだ。山北高校進学の理由、家から近いからだけでバスケットボールの弱小校に進んだのは、『スラムダンク』の流川楓と同じ。高校時代までは県大会2回戦止まり、県選抜にも選ばれたことがない全くの無名の存在で、高校でバスケットボールは辞めようと思っていた。それが神奈川大学の幸嶋謙二監督に才能を発見されて人生が180度変わっていく。幸嶋監督から「君にはバスケを続けてほしい。君には才能がある」と熱心に勧誘を受けても「そこまで自分自身は重く受け止めてなくて、大学でバスケやろうかなぐらい。」スターの原石を見つけて興奮し、なんとか自分の手元でバスケを続けさせたい幸嶋さんの熱と、のんびり構えた小酒部選手のギャップが笑える。
なりゆきでバスケを続けていた小酒部選手が大学生の日韓戦、李相佰盃の日本代表に選ばれて大活躍。一気にキャラ変していく。そして自身が想像もしなかったプロへの道が開けちゃう、そんな選手はBリーグ広しといえど小酒部選手の他にいない。
プレーもマンガっぽい。Bリーグの選手紹介には「異次元の身体能力」と書かれているが、天皇杯決勝、琉球の身長206センチジャック・クーリーがジャンプする遥か上から187センチの小酒部選手がダンクに行ったシーンは、その滞空時間の長さも迫力も、数コマで描きこまれるマンガのワンシーンを見ているようだった。
ゾーンに入った時の小酒部選手は誰にも止められないヒーローだ。3月30日のファイティングイーグルス戦、第4クオーターだけで小酒部選手はスリー4本含め14点にスチールもあって無双状態。あの10分間のパフォーマンスをコンスタントに出せるようになったら、アルバルクを超えて日本代表のエースになると思う。
道を作ってもらった幸嶋監督からは「ひたむきさだったり、謙虚さといった人としての価値を高めるためにやることを教わった。」と、人間的にも控えめで素晴らしい小酒部選手だが、時には流川のようにエゴ出して、俺がエースだってところ見せて欲しい。
山北町の皆さんが、「私の地元は小酒部泰暉の出身の街だ。」と自慢できる日はもうすぐだと私は思う。
モリタニブンペイ
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