女子マラソン・一山麻緒選手登場!

強く、速く、美しく!一山麻緒選手が夫婦で目指すオリンピック世界最速夫婦

東京オリンピック女子マラソン8位の一山麻緒選手は、今年4月、資生堂へ移籍した。実業団チームの看板選手の移籍であることに加えて、昨年12月に結婚した男子マラソンの日本記録保持者、鈴木健吾選手と活動拠点を同じ首都圏にするという移籍の切っ掛けがニュースとなった。ここ最近まで日本の女性アスリートは結婚と同時に引退ということが多かった。これからの常識を作っていくパイオニアである。

新しい女性アスリート像を創造していく一山選手に資生堂はピッタリだ。企業スポーツは企業のカラーを表現する広告塔でもある。一山選手自身「チームカラーもピンクですし、女性が主役、女性が美しくある為にという会社だな。」と感じたという。

チームスローガンは「強く、速く、美しく」。美しくも重要だが、競技者としての強さと速さも当然求められる。

その二つを生み出すのは、ワコールから一緒に移籍した永山忠幸専任コーチ。永山さんはシドニーオリンピック女子マラソン金メダルの高橋尚子さんを育てた小出義雄さんの「世界一になりたいなら世界一練習しなさい」という教えに影響を受けたと公言している。永山コーチが一山選手に課した練習は「マラソン前になってくると1000キロは絶対超えてくる」というハードなもの。しかし、それは一山選手にとっては望むところらしい。「たまに選択するメニューがあるんですけど、どっちがいいかって言われた時は、これ試されてるなって思って、絶対キツイ方選んだりとか、そういうのはありますね。(笑)」。ご主人の鈴木健吾選手も練習への取り組みが超ストイックということは有名だ。ということは、似たもの夫婦ということなのだろう。

目下の目標は、二人揃ってのパリオリンピック出場。その前に来月、夫婦そろってアメリカ・オレゴンで開催される世界陸上のマラソンに出場する。一山選手の目標は、東京オリンピック超えだ。「やっぱり私はオリンピックを経験して、8位っていう順番に悔しいって思っている自分がいたので、8位以上の走りがしたいなって思っています。」

最後にスポーツヒーローとは?という問いに、「鈴木健吾かな」と答えた一山選手。リスペクト出来る伴侶を得た日本最速女王のゴールが今から楽しみだ。

                モリタニブンペイ