パリのエース候補陸上短距離     デーデー・ブルーノ選手登場!

陸上キャリアわずか6年で東京オリンピック代表となったデーデー・ブルーノ選手

伸びしろしかない男が語る目標は!?


デーデー・ブルーノ選手は1年前の日本選手権で鮮烈なデビューを飾った。東京オリンピックの代表を決めるレースで、自己ベスト9秒台の4人を破って2位に入ったのだ。正直、報道陣も「誰?デーデー・ブルーノって??」そんな感じだった。東京オリンピック100×4リレーの日本代表となり、3年後のパリオリンピックのエース候補に一躍躍り出た。

結局、オリンピックで走る事は無かったが得たものは大きかったようだ。「現地で見れたものっていうのは結構自分のなかでは大きかったですし、実際レースに出れた訳ではないので、自分がどのくらい世界の選手と差があるのかっていうのはまだはっきりとは分からなかったんですけど、自分にはもうちょっと足りないところあるなと思いましたね。知ってるのと初めて知るではまた違うと思うので、今回知ったことで、また次どうなるのかっていうのが自分は楽しみです。」

一つのレースで日本のトップ選手の仲間入りをしたデーデー選手の特徴的なことは、高校2年まではサッカーをやっていて、陸上のキャリアが6年しかないことだ。「初めて出たレースが11秒02くらいで、自分のこと見てもらえると思ったり、負けたくなかったので、何かに勝てるっていうのはすごい楽しかったです。」サッカーで伸び悩んで転向した陸上で、デーデー選手曰く「いきなり県内2番3番ぐらい」は楽しくてたまらないだろう。それもそのはず、「保育園の頃なんですけど、かけっこみたいなやつで先生達がゴールテープを張る前にゴールし終わっちゃった。」。子供の頃から伝説級の速さだったようだ。キャリアの短さも本人は「競技を知らないと、新しいことは吸収しやすいと思うので、逆に良いことかなとは思います。」とポジティブだ。苦手という「10メートルぐらいからの2次加速の部分」も伸びしろでしかない。

「パリオリンピックの決勝の舞台に残って、凄い演出の中で自分の名前が言われてレースをするというのが、自分の目標」というデーデー選手、まずは来月9日、大阪・ヤンマースタジアム長居で開幕する陸上日本選手権で結果を残し、7月、アメリカ・オレゴンで開催される世界陸上で世界デビューして欲しいものだ。

                  モリタニブンペイ