富士通レッドウェーブ赤木里帆選手
- moritani5
- Nov 9
- 2 min read
強者の伝統の継承者・赤木里帆選手はレッドウェーブの黄金時代を築き、日本代表のエースへと駆け上がる!!

スター誕生には、素晴らしい指導者、先輩との出会いがあり、言葉があるものだ。
富士通に入団後、バスケットのスタイルや守備の仕方になじめず壁にぶち当たった。
その時、BTテーブス前ヘッドコーチが「やりたいことが出来ない時は、出来ることをやりなさい」と言ってくれて、赤木選手は逃げることなく自分と向き合って、その時出来ることをしっかりやったことが今につながった。
大事な場面で3ポイントシュートを決めまくる現在の赤木選手の姿からは想像できないが、本人曰く、シュートを打つのが苦手だった赤木選手にテーブスHCは「シュートフェイクしたら、ターンオーバー。反則で相手ボールね」と言って、スリーを打つしかない状況を作って、シュートを打つタイミングを逃さない、迷わず打つことを覚えさせた。
そして、赤木選手が人間的にも尊敬するというシイさん、前澤澪選手は、3X3の日本代表もあって超忙しい中、赤木選手と一緒に練習試合のビデオを見ながら、アドバイスをしてくれた。その時のことを振り返って、「すごく救われましたし、自分がこのチームでどうやっていくべきか分かりましたし、私もシイさんのようにチームのために頑張る選手になりたいなっていう風にすごく思いました。」という。
他にも町田瑠唯選手、宮澤夕貴選手、内尾聡菜選手といった先輩からいろんなことを学び、成長した赤木選手が昨シーズンのプレーオフ、富士通レッドウェーブ2連覇の立役者となったことは当然の結果だったわけだ。
今、赤木選手は自分が与えられた多くの学びを後輩につないでいこうとしている。強いチームの文化は、こうして強者の伝統になっていくのだろう。
ハンドラーでありシューターであり、ドライブを警戒すれば、遠目から3ポイント、と思えば切れ込んでレイアップと、試合の中でポジションを変え、プレースタイルを変える赤木選手にはレッドウェーブの黄金時代を築いて日本代表のエースにステップアップしていって欲しい。
「バスケットで勝利してファンの皆さんに恩返しをしていきたい。」という、真っすぐな赤木選手の今シーズンの活躍とさらなる成長が本当に楽しみだ。
頑張れ!赤木里帆選手!!
モリタニブンペイ


Comments