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日立情報通信エンジニアリングバトミントン部 玉手勝輝選手

  • moritani5
  • Oct 18
  • 2 min read

Updated: Oct 20

パートナーを活かし、戦略で上回り、チームの輪を作る。日立情報通信エンジニアリングバトミントン部キャプテンの玉手勝輝選手は周りを見る力で勝つ!

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日立情報通信エンジニアリングバトミントン部、玉手選手はいいパパだった。こんなことを言ったら玉手選手に怒られそうだが、「家に帰った時に、娘さんがパパーって言いながら走ってきて欲しい。」という絵にかいたような新米パパだ。しかし、もちろんそれだけでは終わらない。お子さんの話をする時のデレデレぶり、お子さんのこととなると、周りが見えなくなるのかなと思いきや、普段、家事も子育ても全部担当してくれている奥様への感謝を忘れない。玉手選手、本当に周りが良く見えている方なのだ。

それはバトミントン選手としての玉手選手の特徴でもある。様々な選手とペアを組んできた玉手選手、「どうやったらこのパートナー、組んでるパートナーがより活きるかなっていうのは常に考えながらやっていますね。」と言う。

よく見ているのはペアを組む選手だけじゃない。対戦相手の特徴や弱点、試合中の状況も良く見えている。「単純なこと言えば、相手よりめちゃくちゃ速いスマッシュが打てれば、それ1つで押し切れる。けれど僕にはそういう武器がないので。じゃあ、自分より強い球を打ってくる人、自分よりテクニックがある人にどうやったら勝てるかっていうのは常に考えて望むようにしていますね。」玉手選手の強みは、自分の弱点をよく知ることから始まっている。そして自ら戦術家になることで、ゲームの展開を予想して組み立て、弱みは強みに変換される。だからどのペアでも、どんな対戦相手でも結果を残し続けることができているのだ。

さらに玉手選手は、チームのキャプテンとしても、選手同士の関係やチーム全体の雰囲気にも気を配ることが出来る。そういうキャプテンがいるから、全日本実業団決勝のように、たとえ戦前には有利と見られていたダブルスが1試合落としてもシングルスの選手が勝って、次につなげることができる。流れが大切な団体戦で、常にチームをいい流れの方に持っていけるのだろう。

創部35年で全日本実業団初優勝。次は11月に開幕するS/Jリーグのトップ4トーナメントは地元横浜開催が決まっている。ホームアドバンテージが期待できる。初優勝へ、既にいい流れは始まっている。

初制覇、期待して応援していきましょう!頑張れ、玉手勝輝選手!頑張れ、日立情報通信エンジニアリングバトミントン部!!

            モリタニブンペイ

 
 
 

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