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柔道金メダリスト・ウルフアロン選手を迎えて公開収録


言葉を最高の結果で形にする!ウルフ・アロン選手が体現するスポーツヒーロー。

「全ての大会の中で、柔道選手としては一番価値のあるメダルだった。」地元・新小岩の駅には、お祝いのポスターが張り出され、行きつけの唐揚げ屋さんは1年間無料のサービスが始まった。身近なことから、本人がSNSにつぶやいていたアロンアルフアのCM出演も実現した。

エピソードはバラエティー番組に引っ張りだこのウルフ選手らしいものだが、どれも「オリンピック優勝したことによってこれまで自分自身がやって来た努力が間違ってなかったっていう風に感じることが出来た、やって来たことが報われたな。」と思えるものだったのだろう。

本人は、苦労した様子を見せないが、もちろん世界の頂点に立つ為の努力ははかりしれないものがあった。ウルフ選手が無類の強さを誇る延長戦、別名「ウルフタイム」に表れていた。「僕はそこまで技っていう部分で他の選手を圧倒する力がなかったので、そう考えた時に自分自身が何を伸ばせるのかって考えた時にスタミナっていくらでも伸ばす方法ってトレーニングとかであるので、まずはそこを伸ばそうってことで本当に中学校くらいから走り込んだりとか、サーキットトレーニングを行うようにして、スタミナっていう一点では誰にも負けないようにする努力はしました。」

オリンピック前から、ウルフ選手は「負けない柔道」という言葉を繰り返していた。最後まで負けなければ、金メダルということではない。「勝ちたいって気持ちより負けたくないっていう気持ちのが強いと僕は思ってて、勝ちたいだと負けてもまた次勝てばいいやって考えることも出来るんですけど、負けたくないって考えると後は勝つしかないので、まずはそういう気持ちの持ち方を普段からするようにはしています。」

次の目標はパリオリンピックでの連覇。ウルフ選手はそこまでの無敗は望んでいない。「負けた時とか失敗した時にその失敗した理由をしっかりと探して、次負けないように、成功するように成功の欠片をたくさん集めるのが大事なんじゃないかと思っています。」

元々、お話は上手なウルフ選手は、言葉を結果として形にした。「僕にとってのスポーツヒーローは試合で勝つのはもちろんですけど、ひとりの人間としても周りから尊敬されるような、そんな人間像だなと思います。」東京オリンピック柔道金メダリストの言葉には説得力がある。注目度の増したウルフ選手の今後はスポーツの発信力、影響力を形にしてみることになる、そう思う。

                   モリタニブンペイ


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