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横浜キヤノンイーグルス梶村祐介選手

梶村祐介選手のドラマを知れば応援せずにはいられない!

横浜をラグビーの街に!横浜キヤノンイーグルスと梶村祐介選手を応援しよう!!

アスリートのドラマを知れば知る程、応援したくなる。横浜キヤノンイーグルスのキャプテンとしてクラブを初めてのプレーオフトーナメントに導いた梶村祐介選手もそんな選手だ。

2019年のワールドカップ、後ほんの少しのところで梶村選手はメンバーから外れた。「6月、7月で当時宮崎合宿っていう、本当にタフで一日中ラグビーするっていう1カ月半の合宿があって、その合宿を経て最後北海道で10日間の合宿がありまして、そこの最終日にワールドカップメンバー発表があって、目の前のスクリーンに、ひとりひとりのその名前と顔が、選ばれた選手は映し出されていく。そこに入っていない選手は落選するっていうことで。そこに名前が無くて。」落選するメンバーにとっては、こんな残酷なメンバー発表はあるまい。

梶村選手は、その後の日本中を巻き込んだワールドカップの熱狂の外にいた。

「日本代表の試合はライブでは一度も見なかったですね。まあ当時見れなかったに等しいですけど。やっぱりなかなかそれを受け入れられない自分がいたり、もちろん日本代表の活躍は嬉しかったし、ベスト8を決めた時も嬉しかったですけど、どこか全力で喜べない自分がいたり、凄い心境的には難しい時期でしたね。」

その悔しさから今がある。ワールドカップ後、サントリーサンゴリアスで出場機会に恵まれず、くすぶっていた梶村選手を「俺なら成長させる自信がある」とイーグルスへ誘ってくれたのが沢木ヘッドコーチ。沢木さんは今シーズン前には選手としてレベルアップするのにリーダーになることも必要だと梶村選手をキャプテンに指名した。そんなこと言われたら頑張らない訳がない。それまで好不調の波があった梶村選手はリーダーとしての責任感から、高パフォーマンスを常に発揮するようになる。その結果がシーズン終盤になってもチーム力が落ちなかったイーグルスに繋がった。名将・沢木さんはモチベーターでもある。そもそも梶村選手が高校生ながらエディージャパンの練習に呼ばれた時、エディさんに推薦したのが沢木さんだ。

「チームがひとつになれている。」と梶村選手は言う。ラグビーどころ、神戸製鋼の地元で育った梶村選手は「横浜にラグビーを根付かせたい。もっと身近にチームと選手を感じて欲しい。」という。梶村選手の願いを叶えるためには、チームを強くすることが一番の近道だ。13日からのプレーオフトーナメントがその舞台だ。そこでの活躍の先には梶村選手が「一番憧れるチームで一番格好いいチーム」という日本代表が、フランスワールドカップへの道があるはずだ。

全力で応援したい。頑張れ、梶村祐介選手!頑張れ、横浜キヤノンイーグルス!!

         モリタニブンペイ

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