プロは結果で答えないと!川崎ブレイブサンダース復活に野﨑零也選手が立ち返るディフェンスマインドとファンへの想い!!

インタビューで野﨑零也選手が最初に口にしたのは、「結果に繋がらないので、応援に来て下さっているファンの方々に申し訳ない」という、ブースター、ファンのみなさんへの謝罪だった。多くの選手がチームを離れ、ヘッドコーチが代わって変革期を迎えるチームにあっても、「僕らはプロ。見て楽しい、良かったと思ってもらえる試合をしていかないといけない。」と。つまり勝たなければならない使命感であり、責任感だった。
次に強調していたのが、チームディフェンスの重要性だ。「オフェンスでミスして、それを引きずってディフェンスが出来ていないっていうのが多くみられるので、チームとしては常にディフェンスマインド、本当に40分ディフェンスマインドっていうのは常に持っとこうなっていう話はしてはいる。シュートは水ものなので、入らなかったらディフェンス100%守り切れば、また次のオフェンスが出来るので、そこは常に言い続けてはいます。」巻き返しを図るブレイブサンダースにあって、ディフェンスからチームを盛り上げる野﨑選手の重要度がよく分かった。
野﨑選手は、数字のゼロを意味する零が付いた零也という名前を意識してきたという。高校、大学、そしてBリーガーとなってからも成長のために移籍を繰り返した時も、名前の通り、その度にゼロからのスタートでステップアップしてきた。野﨑選手は言う。「その日はその日でリセットされて、またゼロからスタートして、ゼロから100に持っていけるようにみたいな感じ。」
積み上げてきたものがあるトップリーグのプロ選手となった今も日々ゼロに立ち返ることが出来るのは、野﨑選手の謙虚さのなせる技だと思う。亡くなられたミニバスの監督さんが自身のスポーツヒーロー、監督がいなければ今の僕はなかったという話も野﨑選手の人柄表していた。監督さんの墓前へのシーズンオフの報告、いい報告が出来るように願いたい。その為に、ファン、ブースターの皆さん、チームが苦しんでいる今こそ川崎ブレイブサンダースを応援しましょう。頑張れ、川崎ブレイブサンダース!
モリタニブンペイ