スポーツジャーナリスト、佐藤俊とモリタニブンペイが、毎回、旬なアスリートにインタビューするスポーツドキュメンタリー。
強みは機動力と取材力。長年、野球、サッカー、バスケットボール、陸上、水泳、卓球など幅広く取材を続けてきた
二人のノウハウと人脈を生かし、スポーツの本質に迫ります。
ケガや挫折、様々な苦難をものともせず挑戦を続け、夢を追い続けるスポーツヒーローの姿通じて、
リスナーの皆さんに元気と勇気をお届けしたいと思います


自分がある!それは成績を残すルーキー牧秀悟選手の根幹


横浜DeNAベイスターズ牧秀悟選手、ここまで打率277、本塁打12、打点38。本人は「打点がもう少し欲しかった」と言うが、ルーキーとしては非の打ちどころのない成績だ。

178センチ、93キロのがっしりとした体型もそうだが、開幕からチームが低迷する時期も安定した力を発揮し続ける姿はルーキーらしくない風格する漂う。

当然アマチュアからプロに来て、レベルの違いを感じたこともある。開幕戦で対戦した巨人・菅野智之投手には4打数無安打に抑え込まれた。「まっすぐの強さもあるんですけど変化球の精度が凄かった。」開幕戦で、いきなり球界のエースにプロの洗礼を受けても、牧選手は自分を信じた。全く動じなかったわけではない。迷いもあったが、自分を見失わなかった。

そこにはチームの先輩からの一言があった。チームのキャプテン、打率セリーグトップの佐野恵太選手から「その日のことは、その日で終わりにして、次の試合から自分らしいバッティングが出来るように切り替えていけ」と。また、「まずは自分の形を大切にしないとだめだよ」とも言われたという。チームの大砲、オースティンからも「お前は大丈夫だよ。自分を信じてけ」と言われたという。その言葉は、ルーキーの心に響いた。

牧選手は言う。「自分を忘れたら元も子もない。」多くの若手がプロの壁にぶち当たった時、いいと思うことをどんどん吸収して、自分を変えようとする。それ自体は間違いではないが、往々にしてベースとなるべき、立ち戻る自分や長所も消してしまうことがある。牧選手は、自分を理解し、自分を信じる強さがあった。それがルーキーイヤーからの大活躍を生んだのではないだろうか。

4月4日、開幕からの2分けを挟んで6連敗を止めた広島戦、ヒーローインタビューに立った牧選手は、開口一番「長野から来ました。牧秀悟です」とあいさつした。長野からはなかなかプロ野球選手が出ていないので、自分が活躍して子供たちに続いて欲しい。既に地元のことも考えている。

将来獲りたいのは一番に打点王。チームの勝利に貢献したいのだ。牧選手は頼りになるベイスターズに現れた。

                   モリタニブンペイ


DeNA牧秀悟、「プロの壁」からのV字回復。不振を救った先輩3人の貴重なアドバイス

佐藤俊

モリタニブンペイ

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水田光夏選手(東京パラリンピック射撃日本代表)

水田光夏選手は町田市出身の23歳。

横浜市にある森村学園で小学校・中学校で学びました。中学2年生の時に難病シャルコー・マリー・トゥース病と診断され、右ひじから先と左手の指先、両ひざより先の感覚が麻痺しています。

高校2年の時に講演会でパラ射撃の選手の話を聞き興味を持ち、19歳で競技を始めました。2019年10月の世界選手権の成績で、

射撃の代表内定1号になりました。

今月24日に開幕する東京パラリンピックでの活躍が期待されるアスリートです。

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