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スポーツジャーナリスト・モリタニブンペイが、旬なアスリートにインタビューするスポーツドキュメンタリー。豊富なスポーツ取材経験を生かし、分かりやすい言葉でスポーツの本質に迫ります。ケガや挫折、様々な苦難をものともせず挑戦を続け、夢を追い続けるスポーツヒーローの姿を通じて、 リスナーの皆さんに元気と勇気をお届けします。
アスリート出演情報は番組ツイッターで @HeroesLandmark アスリートへの質問は lsh@fmyokohama.jp

Hero’s Music

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モリタニブンペイ

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安藤咲良

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『 ええねん / ウルフルズ  』

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神奈川大学・中野剛駅伝監督のHero's Musicは、ウルフルズの『ええねん』。「ウルフルズさんの「ええねん」っていう曲です。頑張る時に聴くというのではなく、逆で、自分自身がちょっと辛かったりキツイ思いをしている時に、これを聴くと、何ですかね、今までやってきたことは間違ってないって背中押されているような気がするので。非常に私自身は元気になる曲と言いますか、歌詞も含めて非常に好きです。」

7人制の選手ならではの強みで15人制で活躍する!それがオリンピックにケリをつける道!!

「なかなかラグビーをやりたいという気持ちには戻れなかった。」

パリオリンピックから4か月近くが経過した。7人制ラグビーの日本代表としてオリンピックに出場した奥平湧選手も所属する三菱重工相模原ダイナボアーズに復帰してしばらく経つ。しかし、奥平選手はパリオリンピックをご自身の中で処理しきれていない、そんな印象を受けた。

「7人制ラグビーの日本代表メンバーとして活動した時間は非常にきつい2年半だった。」と奥平選手は言った。それは毎大会、毎合宿、メンバーに残る選手がいる一方で、落ちる選手がいる。チームとしては勝つことが目的であるのだが、選手個々はオリンピック代表の選考の場な訳だ。メンバーはチームメイトでありながら、生き残りを懸けたライバル。「選手個々がオリンピックのメンバーに残ることだけを考えていたら試合に勝てない時期があった。」。奥平選手曰く「生きた心地がしない時間」を経て、やっとたどり着いた夢の舞台、オリンピックで結果を残せなかった。オリンピックに出るだけでいいわけではない。何のために頑張ってきたんだ、何のための2年半だったんだと考えてしまうのもよく分かる。冒頭の奥平選手の正直な気持ち、痛いほどわかる気がする。

そんな奥平選手の気持ちを前向きにしたのは、ダイナボアーズのチームメイトがラグビーに打ち込む姿だった。7人制と15人制は同じラグビーとは言うけれども全く違うスポーツ。「15人制の方がチームで統一しているシステムであったりっていうのが、実際細かい部分あると思うんで、そこをほぼ監督とかが変わるといちからもう1回やり直しだったりするんで、そこをもう一度いちから順応していくっていうのは大変だと思いますし、僕も実際練習見てると不安になるところはいくつもありますね。」奥平選手も15人制に順応するには多少困難もあるだろう。

しかし、奥平選手には7人制を経験したからこそのプレーをリーグワンの舞台で発揮して、ご自分の2年半の結果を出してほしい。それがご自身のオリンピックにけりをつけることになるのだと思う。「7人制は試合中に走る距離が長い、しかもトップスピードで走っている時間が長いので、フィットネス面は他の選手との違いを見せていきたい。」

ダイナボアーズのファンは熱い。緑のスタジアムを熱狂させる姿を楽しみにして応援していきたい。がんばれ、奥平湧選手!

         モリタニブンペイ

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来週のゲスト

竹澤正祥選手(横浜キヤノンイーグルス)

竹澤正祥選手は群馬県出身の29歳。

お父さんの勧めで小学校4年生の時に桐生ラグビースクールでラグビーを始めます。

高校は花園に8度出場の強豪、明和県央高等学校に進学。

2018年、日本大学卒業後、日野自動車レッドドルフィンズに加入。

2021年、横浜キヤノンイーグルスに移籍。

優勝を狙うキヤノンイーグルスで

爆発力のある走りを武器に、今シーズン、トライ量産が期待されています。

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