スポーツジャーナリスト、佐藤俊とモリタニブンペイが、毎回、旬なアスリートにインタビューするスポーツドキュメンタリー。
強みは機動力と取材力。長年、野球、サッカー、バスケットボール、陸上、水泳、卓球など幅広く取材を続けてきた
二人のノウハウと人脈を生かし、スポーツの本質に迫ります。
ケガや挫折、様々な苦難をものともせず挑戦を続け、夢を追い続けるスポーツヒーローの姿通じて、
リスナーの皆さんに元気と勇気をお届けしたいと思います

川崎ブレイブサンダース篠山竜生選手は、川崎フロンターレ中村憲剛さんと同じ道を歩む!

チームに栄光を、それがバンディエラの条件だ!!

Bリーグ川崎ブレイブサンダースの司令塔、篠山竜青選手にとってのスポーツヒーローは、川崎フロンターレのバンディエラ、中村憲剛さんだという。「憲剛さんに、本当にいろんな刺激を貰ってますし、いろんな経験されてる方で、都度都度本当にたくさんアドバイスいただいています。」篠山選手は、ご本人にとって大きな挫折だったであろう6月に東京オリンピック代表落ちをした時も中村さんに連絡を取って話をしたという。一番苦しい時にアドバイスを貰う、そういう間柄ということだ。

 この話を聞く前から、僕は中村憲剛と篠山竜青、2人のアスリートは似ていると思っていた。同じ川崎にホームタウンを置くプロクラブ一筋、チームのプレーでも精神的にも中心選手であること。フロンターレもブレイブサンダースも、ファンをファミリーと呼ぶ共通の文化を持っている。2人は、ファンの有難みをよく理解している。今でこそJリーグ一のプレミアとなる等々力だが、中村さんが入団した2003年当時はそうではなかった。チームは2部だったし、等々力はJリーグ一の人気クラブヴェルディ川崎が東京に移転した穴を埋められないでいた。そこから何年もかけて、実力的にも日本一のチームとなり、どこよりも地域密着を実践して、Jリーグで最も価値あるチームとなったのだ。チームの成績アップ、そしてファンサービス、その常に真ん中にいたのが中村憲剛さんだった。

 ブレイブサンダースも篠山選手も似た道をたどってきた。篠山選手は言う。「僕はこのチームで11年目になるんですけど、等々力アリーナが試合の時でも、200人、300人ぐらいの時からプレーしているので、今のこの本当に多くのお客さんの目の前でプレー出来ている有難みは人一倍感じています。」そう、篠山選手は会う度にBリーグのおかげを口にする。東芝ブレイブサンダース(当時)入団は、社員選手だった。Bリーグが出来てプロになると同時に、プレーも一回りも二回りもスケールアップ。代表に呼ばれたのは27才という遅咲きだった。ちなみに中村選手のA代表デビューは26才の誕生日少し前、やはり遅い方だ。

 篠山選手がオリンピック代表から漏れたことは本人も残念なことだったはず。しかし、オリンピックから篠山選手は非常にいい刺激を受けていた。銀メダルを獲得した女子バスケットボール代表、町田瑠唯選手からは、「本当改めて自分ももう一回サイズどうこうじゃなくて、頑張れるなっていう気持ちにさせてもらいましたね。」さらに、パラリンピック車イスバスケの銀メダルからも、「座っててあれだけスリー入るんだから、自分ももっとシューティングしなきゃだめだなって本当思いました。」という。

そんな新たなやる気をみなぎらせた篠山選手の今シーズンのテーマは、誰よりも練習することだという。「もう一回自分に絶対自信が揺るがないぐらいの練習量を培っていこうと思います。」そして、チームとしての目標は三冠だ。天皇杯を5年ぶりに制覇して臨んだチャンピオンシップ、地区3位での出場だったために、準決勝をアウェーで戦わなければならず、難しさを感じたという。地区優勝を飾って、満員のホーム等々力アリーナでアドバンテージがあれば、自ずと念願のリーグ制覇も見えてくるはずだ。

話しを中村憲剛さんとの比較に戻すが、中村選手は代表を外れた後、その輝きを増した。それは数多くのタイトルをサポーターに届けることで達成された。史上最年長36才50日でのリーグ年間MVPはギネス記録だ。そして、中村選手はクラブのバンディエラ(象徴)となった。「自分がもう33才じゃなくて、まだ33才と思えるのも憲剛さんのおかげ」という篠山選手も同じ道を歩むはずだ。そのためにも今シーズン、リーグ制覇三冠を、川崎のファンと市民に今シーズン届けて欲しい。そして日本人で最高のPGは篠山竜青だということを証明してほしい。

                    モリタニブンペイ

男子バスケ篠山竜青、五輪代表落選の気持ち。その後すぐにテレビ解説を引き受けた理由


佐藤俊

モリタニブンペイ

  • Facebookの社会的なアイコン
  • Twitterの社会のアイコン
sponcer_banner.jpg

NEXT

松原有沙選手(ノジマステラ神奈川相模原)

松原有沙選手は北海道出身の25歳。

小学生でサッカーを始め

2011年に大商学園高等学校に入学。

この年にU-16日本女子代表に選出され、

高校2年の時には

U-17女子ワールドカップ・アゼルバイジャン大会に出場しました。

その後、代表メンバーの多くがなでしこリーグでのプレーを選ぶ中、

松原選手は早稲田大学へ進学。

2018年に大学を卒業し、ノジマステラ神奈川相模原に入団後は

レギュラーで活躍。

今シーズン、キャプテンに就任。

誰からも頼られる包容力でウィーリーグ初代女王を目指すチームを

けん引しています。

This Week Hero’s Music

『 Stay Gold / BTS 』

Stay Gold  BTS.jpg

Xリーグノジマ相模原ライズの石川雄洋選手 のHero's MusicはBTSの『Stay Gold』。

​「いつまでも輝き続けるということで。流行りすたりはあるけど、何時になっても聴いてますね。」