スポーツジャーナリスト、佐藤俊とモリタニブンペイが、毎回、旬なアスリートにインタビューするスポーツドキュメンタリー。
強みは機動力と取材力。長年、野球、サッカー、バスケットボール、陸上、水泳、卓球など幅広く取材を続けてきた
二人のノウハウと人脈を生かし、スポーツの本質に迫ります。
ケガや挫折、様々な苦難をものともせず挑戦を続け、夢を追い続けるスポーツヒーローの姿通じて、
リスナーの皆さんに元気と勇気をお届けしたいと思います


小池祐貴選手に短距離選手の本質を見た!

100Mへのこだわりがこれほどとは思わなかった。陸上短距離・小池祐貴選手の話だ。小池選手にじっくり話を聞くのは2回目。前回は2019年の6月、前年、アジア大会200Mで優勝していたが、100Mの自己ベストはその年の織田記念で記録した10秒20。まだ200Mが専門という印象だった。

あれから2年、小池選手は、2019年7月に日本人3人目となる100M9秒台、9秒98を記録。同い年の桐生祥秀選手に並んだ。オリンピック代表を決める日本選手権を前に小池選手は「200Mはほとんど練習していない。200Mは試合で作ろうかなという感じなんで」。すっかり100Mの選手になっていた。

「100M速い人が一番速い奴だな、たったそれだけのことなんですけど、100Mに関しては憧れがあって。ファンとか見ていても、100Mの人気は圧倒的ですね。ぜんぜんお客さんの入りも、反応も違います。純粋に足が速いっていうことに対する人間の憧れっていうものがあるのかなと思います。」

確かに、100Mだけが横一線でスタートし、同じ距離、同じ条件で、その中で誰が速いのか一目瞭然。短距離選手にとして、我こそが一番だと誇示できるのは100Mだという事なのだろう。日本一の先にあるのはオリンピック初出場。しかし、それも小池選手にとっては通過点だ。「100Mのキャリアは始まったばかりなので、ここからスタートして世界と戦えるところに行くスタート地点ですね。」その先に見据えているのは、「競技者としては何の種類でもいいので、一回世界一獲りたいなっていうのは一番大きい目標。例えば室内60Mでもいいです。」どうだ、この一番へのこだわりは。単純かつ明瞭。短距離選手の本質を小池祐貴選手に見た。

                   モリタニブンペイ




男子短距離界の実力者・小池祐貴。東京五輪100mで日本人初の表彰台は「確実にかなえたい。夢じゃなく目標」

佐藤俊

モリタニブンペイ

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柔道女子48キロ級 渡名喜風南選手

相模原市緑区出身の25歳。

お父さんの影響で総合格闘技が好きになり、

小学校三年生の時に知人の紹介で相武館吉田道場を見学すると、「やりたい」と直感。

その日のうちに柔道着を着て、練習に参加していたという逸話もある。子供の頃はボーイッシュな短髪を男子にからかわれるとすぐに向かっていく「少しけんかっ早い少女」で、

しかも「勝つまでやめなかった」という生来の負けず嫌い。遂には世界の頂点も極めた負けず嫌いを発揮して、相模原市から、初の金メダル獲得が期待される柔道家です。

This Week Hero’s Music

『  虹 / 高橋優 』

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陸上短距離・小池祐貴選手の一曲は高橋優さんの『虹』 。

小池選手は試合の前に『虹』をよく聴くそうです。元々大学に入るころから高橋優さんのファンで、札幌の映画館に行った時、札幌でバイトをしていたという映像が流れて「ええ、そうなんだ」とおもったことがありますとのことでした。