スポーツジャーナリスト・モリタニブンペイが、旬なアスリートにインタビューするスポーツドキュメンタリー。豊富なスポーツ取材経験を生かし、分かりやすい言葉でスポーツの本質に迫ります。ケガや挫折、様々な苦難をものともせず挑戦を続け、夢を追い続けるスポーツヒーローの姿を通じて、 リスナーの皆さんに元気と勇気をお届けします。
アスリート出演情報は番組ツイッターで @HeroesLandmark アスリートへの質問は lsh@fmyokohama.jp

Hero’s Music

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モリタニブンペイ

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安藤咲良

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『 ハイライト / ベリーグッドマン 』

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三菱重工相模原ダイナボアーズ・岩村昂太選手のHero's Musicは、WSTの『親孝行』。「何か親孝行っていう言葉が凄く好きで、僕のラグビーやっている中の理由の一つに、親に恩返しするっていうことがあるので、この曲を聴くとやってやろうっていう気持ちになりますね。ベリーグッドマンの『ハイライト』。

黒岩義博選手のスポーツヒーローはキングカズ。

数々の苦難を乗り越えて、アイスホッケー界のレジェンドを目指す!

アジアリーグアイスホッケー、横浜グリッツのゴールキーパー黒岩義博選手のスポーツヒーローは、サッカーの三浦知良選手だという。「自分と海外に行った年が同じで、日本に帰って来た年も確か同じなんですよ。その中で同じ様な経験をしていて、今でも50何才でもプレーをしているっていう姿を見ると、自分もアイスホッケーのキングカズみたいになりたいなって気持ちがあります。」確かに黒岩選手の話を聞くと、キングカズと重なる部分は多い。

カズは静岡学園高校1年の途中でサッカーの王国ブラジルに渡る。学生身分での留学ではなく、プロになる為の渡航だった。黒岩選手もアイスホッケーNHLで一番のゴールキーパーになるという夢の実現のために渡米する。カズがプロ契約を勝ち取るまで数々の辛酸をなめた話は有名だが、黒岩選手のプロ人生も相当なものだ。厚い選手層の壁に跳ね返され、北米のプロリーグでチームが決まらない状態が続き、ヨーロッパに活路を見出す。それも全て自分で。チームのウェブサイトに掲載されているメールアドレスにプロフィールを送り、コンタクトが取れたら、トライアウト受けさせてくれとお願いし、トライアウトを受けて合格したらチームに入る。この繰り返しで数々のチームを渡り歩いた。どうです、このガッツ。しかも、送るメールは100通以上で戻ってくるのは、2、3通だったというのだから、よく気持ちが挫けなかったものだと感心する。

そんなガッツマン黒岩選手は昨シーズン、チームの失点が多いことから相手チームのファンからイージーゴーリーと揶揄されることもあった。このことも黒岩選手は「自信になった」とポジティブに捉えていた。理屈はこうだ。昨シーズン黒岩選手は800本のシュートを受けた。2番目にシュート受けたのがレッドイーグルス北海道の成澤選手の600本。成澤選手は黒岩選手よりも出場時間が長かったのに200本も少ない。打たれたシュートが多い分、セーブ率も高かったのだから、自信になったというわけだ。チームの失点は多かったが、セーブ率が評価されて、黒岩選手は今年4月、世界選手権に挑むアイスホッケー日本代表に初選出された。リーグ参戦2年のチームから初の代表選手だった。全てを自分の肥やしにしていくタフさ、キングカズに重なる。

目下、黒岩選手の目標はオリンピック出場する事。鋼のメンタル、若くして海外で厳しい経験、全てを武器にして、アイスホッケー界のレジェンドになってほしい。頑張れ、黒岩選手!

              モリタニブンペイ


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来週のゲスト

土田真由美選手

株式会社シグマクシス

土田真由美選手は、滋賀県出身の45歳。

生まれた時から股関節に障害があり、

2009年に知人のすすめで車いすバスケットボールを始めました。

正確なシュートを持ち味に、競技スタートからわずか1年で日本代表に選ばれ、2010年、イギリスで行われた世界選手権に出場しました。

2018年から女子チームの強豪「SCRACH」に所属しながら翌年からは男子チーム「パラ神奈川SC」でもプレー。

昨年開催された東京パラリンピックでは、女子日本代表として出場し、6位入賞を果たしました。

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