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スポーツジャーナリスト・モリタニブンペイが、旬なアスリートにインタビューするスポーツドキュメンタリー。豊富なスポーツ取材経験を生かし、分かりやすい言葉でスポーツの本質に迫ります。ケガや挫折、様々な苦難をものともせず挑戦を続け、夢を追い続けるスポーツヒーローの姿を通じて、 リスナーの皆さんに元気と勇気をお届けします。
アスリート出演情報は番組Xで @HeroesLandmark アスリートへの質問は lsh@fmyokohama.jp

Hero’s Music

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モリタニブンペイ

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西園寺 加栞

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『  Wavin' Flag   / K'naan 』

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ブラックバーン・ローヴァーズ・大橋祐紀選手のHero's Musicは、K'naanの『Wavin' Flag』。「この曲は南アフリカワールドカップの曲だったと思うんですけど、歌詞の内容も素晴らしくて、壮大な、自分が最初に好きになったきっかけはメロディーなんですけども、そのリズム感も好きで、試合に入る前だったり、リラックスした時でも少し聴いたりもしますし、是非皆さんにも聴いていただけたらなと思います。」

「夢は諦めなければ叶うんだということを伝えたい」と語る江島選手が大けがを乗り越え、再び世界へ!横浜生まれのボールターが描く夢の放物線!!

江島雅紀選手が2019年日本選手権で優勝して日本のトップに立った時、僕は棒高跳びにも、やっと新時代が来るとワクワクしたことを覚えている。江島選手も周囲の期待はもちろん、自身の記録の伸びの勢いに期待して、夢を膨らませていたはずだ。東京オリンピックに出場するも、決勝に残れず、再び日本選手権に優勝してパリオリンピックへ、これからだという矢先の大けが。

「1回目の手術が終わってからは、みんなにも言われたんですけど、目に光がないくらい、精神的に落ち込んでしまって、何をしていても楽しくないし、やっぱり1回目の手術が終わって、普通に歩行するのも右足を着くのも、かかとだけとかでも痛かったりとか、まともに普段生活も私生活が出来なかったので。」精神的に落ち込むのも無理ない。

その競技復帰も見通せないどん底の時、自分の棒高跳び人生を振り返ったという。

「この競技があったから出会えた友人達もいるし、自分が会社に入れたこともありますし、この棒高跳びっていうのが自分の人生を作ってくれたひとつの大切なものなんだっていうのが分かった時に、ちょっと心がフワっと解き放たれた感じがした。」棒高跳びが自分の人生を作ってくれた一つの大切なものなんだと分かって心が軽くなったというお話、競技者江島雅紀の本質を見た気がする。競技者に、たくさんの出会いをもたらすのも、応援されることの価値やありがたみ、そして何よりも大きな歓びをくれるのも、競技なのだ。2回の手術、ジョギングするまでに1年という長く苦しいリハビリを経て、江島選手の第2の陸上人生が始まった。

陸上選手は腿裏の砂粒のような違和感を気にする人たちだ。それが常に今も右足に違和感がある中で、自身の6年前の記録を更新することは、簡単なことではないと思う。でも成し遂げて、江島選手がケガをした後でだからこそより説得力を持った「夢は諦めなければ叶うんだ」ということを伝えて欲しい。

僕も今年9月の東京世界陸上で、3年後のロサンゼルスオリンピックで、江島選手が描く放物線が栄光への架け橋になることを信じて、応援していきたいと思う。

          モリタニブンペイ

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来週のゲスト

桑原将志選手

(横浜DeNAベイスターズ)

桑原将志選手は大阪府出身の32歳。

福知山成美高等学校から11年ドラフト4位で

横浜DeNAベイスターズに入団。

2016年から外野のレギュラーの座を確保し、1番打者として打線を牽引するようになります。

守備面での貢献度は非常に高く、2017年、2023年にはゴールデングラブ賞を獲得しています。

昨シーズン中は若手の台頭もあって出場機会を減らしたものの日本シリーズでは代名詞であるダイビングキャッチで危機を救い、打撃でも打率.444、9打点で日本一の立役者となりMVPも獲得しました。

毎年、夏場に入ると「夏男」ぶりを発揮する桑原選手は後半戦、ベイスターズのキーマンです。

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