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スポーツジャーナリスト・モリタニブンペイが、旬なアスリートにインタビューするスポーツドキュメンタリー。豊富なスポーツ取材経験を生かし、分かりやすい言葉でスポーツの本質に迫ります。ケガや挫折、様々な苦難をものともせず挑戦を続け、夢を追い続けるスポーツヒーローの姿を通じて、 リスナーの皆さんに元気と勇気をお届けします。
アスリート出演情報は番組Xで @HeroesLandmark アスリートへの質問は lsh@fmyokohama.jp

Hero’s Music

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モリタニブンペイ

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西園寺 加栞

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『 誇り   / DOZAN11/BES 』

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横浜F・マリノス、朴一圭選手のHero's MusicはDOZAN11/BESの『誇り』、「どんな時でも誇りを持ってやることが大切だっていうのを歌われている曲なんですけども、常に試合に行く時にバスの中で永遠とリピートしている曲なんですけども、ちょっと自分がくじけそうな時、今日大丈夫かな、不安だなと思った時に、この曲が僕の背中を押してくれる。誇りを持って戦えという風にこの曲がいつも言ってくれるんで、それで聴いてます」

引退はチームのことを考えた結果⁉塚田しおりさんの人間力は第二の人生で間違いなく生きる!

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僕は塚田しおり選手の引退の報を聞いた時、まだやれるのに。去年の優勝でベストセッター、これからなのにと、感じたとことを覚えている。ご本人も「まだ伸びしろがあると実感がある」と思いながらの引退だと聞くと、なおさらだ。毎年毎年、やり切って終わりたいと考えていたということと矛盾があるように思うのだが、塚田さんのお話を聞くとなぜか納得できた。

塚田さんは、子供の頃から、まずご自分のことを主張するのではなく、チームメイトの話をよく聞く人だった。

川崎橘高校時代から塚田さんをよく知る恩師、市川豊子先生はこう語っていた。「あなたは1年生の頃から、どんな場面でも人を分け隔てなく見つめ、そっと寄り添える子でしたね。川崎橘がインターハイで初優勝を果たしたあなたの代は、本当に個性の強い子が多かったけれど、その中心で皆を包み込み、支え合う空気を作り出したのは、他でもない塚田さんでした。あなたのキャプテンとしての姿勢は、技術以上に人間性の深さが光っていて、それが橘の強さの根底にあったと思います。」と。

ご自身の引退も、育ってきた若い芽を、どうやったら最大限伸ばしてあげられるか、チームがさらに強くなるために、どういう状況がベストなのかを考えてのことだったんだと思う。

本当に周りがよく見えている。市川先生が第二の人生で学校の先生になって欲しいと思いたくなる理由がよく分かる。

そんな塚田さんが引退を発表した後、明らかにチームのギアが上がったと僕は感じた。試合後は勝ってもチームメイトが泣いていた。塚田さんと少しでも長く一緒にプレーしたい。塚田さんの花道をタイトルで飾りたい。そういう気持ちが表れたんだと思う。

これからはチームと地元川崎の架橋になる仕事をされる塚田さん。川崎に生まれ育ったロールモデルとして、バレーボールの楽しさを伝えて、子供たちの成長を手助けしていって欲しい。

        モリタニブンペイ

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来週のゲスト

伊勢大夢投手(横浜DeNAベイスターズ)

伊勢大夢投手は熊本県出身の27歳。

熊本市立一新小学校4年生の時に、地元の一新少年野球クラブで野球を始めます。

九州学院高等学校では春夏合わせて甲子園に2回出場。

明治大学を経て2019年ドラフト3位で横浜DeNAベイスターズ入団。

サイドスローから威力あるストレートと落差のあるフォークを武器に、セットアッパー、クローザーとして活躍。

幾度となくチームのピンチを救う姿にファンからは「伊勢大明神」と呼ばれる絶対的な存在です。

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