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スポーツジャーナリスト・モリタニブンペイが、旬なアスリートにインタビューするスポーツドキュメンタリー。豊富なスポーツ取材経験を生かし、分かりやすい言葉でスポーツの本質に迫ります。ケガや挫折、様々な苦難をものともせず挑戦を続け、夢を追い続けるスポーツヒーローの姿を通じて、 リスナーの皆さんに元気と勇気をお届けします。
アスリート出演情報は番組Xで @HeroesLandmark アスリートへの質問は lsh@fmyokohama.jp

Hero’s Music

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モリタニブンペイ

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西園寺 加栞

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『 誇り   / DOZAN11/BES 』

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横浜F・マリノス、朴一圭選手のHero's MusicはDOZAN11/BESの『誇り』、「どんな時でも誇りを持ってやることが大切だっていうのを歌われている曲なんですけども、常に試合に行く時にバスの中で永遠とリピートしている曲なんですけども、ちょっと自分がくじけそうな時、今日大丈夫かな、不安だなと思った時に、この曲が僕の背中を押してくれる。誇りを持って戦えという風にこの曲がいつも言ってくれるんで、それで聴いてます」

「プレッシャーが好き!」川崎フロンターレの守護神、山口瑠伊選手はボーン・トゥー・ゴールキーパーだった!

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「一番難しいポジションだと思っている。」今シーズン、川崎フロンターレのゴールマウスを守るゴールキーパー、山口瑠伊選手はそう言った。

確かに一つのミスが失点につながり、批判の対象になることがある。レギュラーになれるのはたった一人。もし途中交代出場がある時は、先発した選手にアクシデントがあった時のみで、久しぶり、下手をすると数年ぶりの出場だったりする。それがゴールキーパーというポジションだ。「なかなか試合に出る機会が、サブとかの選手の時は難しいです。僕も長い間出れていない状況が続いてたんで、そこの苦しみは本当に分かっています。」ずっと試合に出られない時は辛い。その気持ちが分かるから

出られない他のメンバーの分までと責任感も出てくる。幾重にも積み重なっていくプレッシャー。こんな厳しいポジション、他にないと思う。

山口選手はスペインでのこんな経験を聞かせてくれた。

「自分が住んでいた町が、人口が3万人ぐらいで、それでも週末のゲームに毎試合1万5千人のスタジアムが満員になる。町の半分がサッカー観に来るみたいな。週末の楽しみがサッカーしかないっていう感じなんで、結果出すとそりゃヒーローになりますし、逆にミスとかしたらぼろくそ言われるし、外に出れないぐらいな状況になってしまったことも経験しました。」

家から外に出られなくなる、そんなプレッシャー、想像することすら難しい。しかし、そのプレッシャーが好きだって山口選手は言う。これほどゴールキーパーに向いている人いないだろう。

「子供の頃はフォワードだったけど、あんまり点が獲れなくて、キーパーやってみたら体を投げ出す動きが幼い頃にやっていた柔道に似ていてはまった。」と屈託のないさわやかな笑顔で話す山口選手。点を獲ってヒーローになることより、点を防いでヒーローになる道を選んだ山口選手。

冒頭で紹介した「一番難しいポジションだと思っている」という山口選手の言葉には、「一番目立てる、一番かっこいいポジションだと思っている」という続きがあったんだと思う。優勝を狙うことが当たり前のフロンターレの守護神として、後半戦、神セーブ連発して目いっぱい目立って、僕らに歓喜をもたらしてほしい。

          モリタニブンペイ

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来週のゲスト

伊勢大夢投手(横浜DeNAベイスターズ)

伊勢大夢投手は熊本県出身の27歳。

熊本市立一新小学校4年生の時に、地元の一新少年野球クラブで野球を始めます。

九州学院高等学校では春夏合わせて甲子園に2回出場。

明治大学を経て2019年ドラフト3位で横浜DeNAベイスターズ入団。

サイドスローから威力あるストレートと落差のあるフォークを武器に、セットアッパー、クローザーとして活躍。

幾度となくチームのピンチを救う姿にファンからは「伊勢大明神」と呼ばれる絶対的な存在です。

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