スポーツジャーナリスト・モリタニブンペイが、旬なアスリートにインタビューするスポーツドキュメンタリー。豊富なスポーツ取材経験を生かし、分かりやすい言葉でスポーツの本質に迫ります。ケガや挫折、様々な苦難をものともせず挑戦を続け、夢を追い続けるスポーツヒーローの姿を通じて、 リスナーの皆さんに元気と勇気をお届けします。
アスリート出演情報は番組ツイッターで @HeroesLandmark アスリートへの質問は lsh@fmyokohama.jp

Hero’s Music

『  努努-ゆめゆめ / ONE OK ROCK』

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競泳平泳ぎ日本代表・武良竜也選手のHero's MusicはONE OK ROCKの『努努-ゆめゆめ』。「凄く元からONE OK ROCKが好きで、その中でもこの曲は凄く何て言うんだろうな、力を貰えるっていうか、それこそ気持ちが落ち込んでいる時に聴くではないですけど、その中の歌詞である、ゆめは見るもんじゃなくて叶えるもんでしょっていうところがあって、やっぱり夢は見るだけじゃだめなんだな、叶える為に、さっき言ったんですけど、努力する必要があるんだなっていう風に、夢を目標に変えるっていうのが大事なのかなって感じさせられます、この曲を聴いて。」

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モリタニブンペイ

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安藤咲良

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武藤弘樹選手はワクワク感が半端ないアスリートだ!


東京オリンピックアーチェリー、オランダとの男子団体3位決定戦、メダルの行方は日本人3人目、武藤弘樹選手の最後の一矢にかかっていた。その時の心境を振り返って、「外してもしょうがないから、思い切って撃とう、そういう風に考えてました。(笑)」武藤選手の語り口は軽やかだ。そして楽しそうだ。「僕は一番最初よりも、一番最後、時間がなくて追い込まれても、他の人に比べて決める確率が高いので、3番目になりました。(笑)」プレッシャーに強い、プレッシャーを楽しむとは言うけれど、つまりチームのエースという事だ。

真ん中の10点、しかもオランダ選手が当てた10点よりもさらに中心近くに当てなければならない。運命の一矢、我々一般人が一生経験することのないプレッシャーのかかる場面、武藤選手は表情ひとつ変えずに、文字通りど真ん中を射抜いた。結果論だが、武藤選手の話を聞くと、当たって当たり前だったらしい。

「調子が上がれば上がるほど、自分の感触と当たりは一致してくるので、オリンピックで調子を上げてきている分、自分の感覚と当たりの差はほとんどなくやっていたので、あの1本もほぼ真ん中に入っただろうというのは思ってました。」あの瞬間70メートル先、肉眼では見えない、的の中心を間隔の目で捉えていたというのだ。どれほど多くの矢を射れば、この感覚を手にすることが出来るのだろう。

想像もつかないのだが、確かに武藤選手の練習量は異次元だ。出身の私立東海中・高校のアーチェリー部の部室には、今も武藤選手が中学2年生のある日、練習で撃った1日721本という記録がボードに記されている。「朝の7時から夕方4時まで9時間ぐらい打っていたのかな。(笑)」矢の本数だけでない。慶応義塾大学時代は、自身の学部のある藤沢キャンパスから、射場ある日吉キャンパスに、片道2時間をかけて移動し、夕方から射場に入って、終わるのは連日、日をまたいでいたという。これが体育会の部活動と思いきや、部の練習は土日だけで、平日の深夜までの練習は全て自主練だったというのだ。個人が基本の競技とはいえ、どれだけアーチェリーが好きなのだろう。そっちの方も想像を超えている。

「トヨタ自動車は一般の入社試験で入ったんですが、アーチェリーの日本代表だってバレちゃって(笑)」バレない理由がない。ちなみに大学も一般入試。日本を代表するような大学と会社への進路は「アーチェリー一本では食べていけないので(笑)」という。「中高時代は午前3時とか4時に起きて勉強していた(笑)」という。こうした話を武藤選手はこともなげに、実に楽しそうに話すので、そうなんだと聞き流してしまいそうになるが、尋常ではない努力の話なのだ。

これまで文武両道を歩んできた武藤選手の将来の夢も二刀流。一つはアーチェリーの普及活動。「サッカーや体操のようにアーチェリーができるスポーツクラブが全国にできていったらいいな。」と。もう一つが「FUN TO DRIVEな車を作って、世の中に車の楽しさを伝えたい。」武藤選手なら、どちらも軽やかに、楽しそうに実現してくれそうだ。パリオリンピックでの活躍だけじゃない。ビジネスとの二刀流の活躍も楽しみ、そんなワクワクを与えてくれる、武藤弘樹とはそんなアスリートだった。

モリタニブンペイ



「ホント天国か地獄かって感じですね」。アーチェリーの銅メダリスト武藤弘樹が振り返る責任重大のあの場面

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来週のゲスト

デーデー・ブルーノ選手(陸上短距離)

デーデー・ブルーノ選手は長野県の22歳。

高校2年生から陸上競技を始め、東海大学4年生だった昨年、日本学生陸上競技個人選手権で優勝。

さらに、日本陸上競技選手権大会では100メートル、200メートルともに自己ベストを記録し準優勝。

東京オリンピック4×(かける)100メートルリレーの

日本代表に選出されました。

3年後のパリ・オリンピック、日本短距離のエース候補です。

来月の陸上の日本選手権を前に初独占インタビューです。

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