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スポーツジャーナリスト・モリタニブンペイが、旬なアスリートにインタビューするスポーツドキュメンタリー。豊富なスポーツ取材経験を生かし、分かりやすい言葉でスポーツの本質に迫ります。ケガや挫折、様々な苦難をものともせず挑戦を続け、夢を追い続けるスポーツヒーローの姿を通じて、 リスナーの皆さんに元気と勇気をお届けします。
アスリート出演情報は番組Xで @HeroesLandmark アスリートへの質問は lsh@fmyokohama.jp

Hero’s Music

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モリタニブンペイ

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西園寺 加栞

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『 Fight Song  / Rachel Platten 』

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富士通レッドウェーブ・赤木里帆選手のHero's Musicは、Rachel Plattenの『Fight Song』。「この曲はすごい背中を押してもらえる曲だなっていう風に思ってて、自分が頑張ろうっていう風に思える曲です。」

岡部崇人は漢だ!ラグビーに全身全霊で打ち込む岡部選手が日本代表となって生まれた矜持とは!?

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漢字の漢と書いてオトコ、岡部崇人選手は三国志の中に出てくるキャラクターのような素敵な人だった。

29歳でたどり着いた日本代表は中学生で日本代表を目標にしてから、ブレることなくラグビーを追い続けた結果だった。それも平たんな道ではなかった。バックローをやっていて、トップチームでは体の大きい外国人選手が多いポジションということで自分が生きる道を模索してフッカーに転向し、さらにプロップになる。

「大きい選手はパワーはありますけど、低さとか細かい部分が出来ないのに対して、小っちゃい選手、体重軽い選手っていうのは低さもそうですし、チームの8人対8人のまとまり方もそうですし、小っちゃい選手が自分のことを自覚してたら、自分小っちゃいからこういうスキルで戦っていこうっていう戦術とかもあります。」スクラムの奥深さがわかる話だが、そこには各ポジションごとに細かく役割があり、それぞれに何年かかっても習得しきったとは言えない技術があるわけだ。背番号が2番から1番にひとつ変わるだけと思ったら大間違い。しかも変わったポジションで日本代表になるのだから、岡部選手の隠れた努力は相当なものだったはずだ。

食べ続けなければ体重が落ちてしまう岡部選手にとって、食べることも厳しいトレーニングのひとつ。「食事に関しては常に意識し続けないと、グーンと体重減っちゃう。僕の場合やったら体重が足りないんで、毎回いっぱい食べて、その間にも間食みたいなの食べて、夜ご飯食べて、寝る前にプロテイン飲んでみたいなのを続けることがまず大事。」これに逆行して体重を減らすハードなトレーニングで自分を追い込んでいく。命がけという言葉がぴったりはまる。

岡部選手はラグビーに全身全霊打ち込んで、目標である日本代表になっても、プライドを持って常にリーグワンで良いパフォーマンスをし続けることを自らに課していた。「あいつが日本代表で、なんで俺が日本代表になれないんだと同じポジションの選手が思わないように。」左プロップで圧倒的な誰もが認める存在になる。

岡部選手のその高い意識が、横浜キヤノンイーグルスをも引き上げてくれると思う。

プレーオフ、その先の優勝へ、岡部選手とキヤノンイーグルスを応援したい。

頑張れ、岡部崇人選手!

       モリタニブンペイ

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来週のゲスト

小泉怜史選手

(三菱重工相模原ダイナボアーズ)

小泉怜史選手は相模原市出身の25歳。

早稲田大学のスタンドオフとして活躍した

父・剛さんの影響もあって、3歳から相模原ラグビースクールで、ラグビーを始めます。

早稲田実業高校時代は花園にも出場。

早稲田大学を経て、アーリーエントリーで2023年1月

三菱重工相模原ダイナボアーズに加入しました。

今シーズンはプレーオフを狙うチームで

その活躍に期待が集まっています。

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