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スポーツジャーナリスト・モリタニブンペイが、旬なアスリートにインタビューするスポーツドキュメンタリー。豊富なスポーツ取材経験を生かし、分かりやすい言葉でスポーツの本質に迫ります。ケガや挫折、様々な苦難をものともせず挑戦を続け、夢を追い続けるスポーツヒーローの姿を通じて、 リスナーの皆さんに元気と勇気をお届けします。
アスリート出演情報は番組Xで @HeroesLandmark アスリートへの質問は lsh@fmyokohama.jp

Hero’s Music

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モリタニブンペイ

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西園寺 加栞

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『 誇り   / DOZAN11/BES 』

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横浜F・マリノス、朴一圭選手のHero's MusicはDOZAN11/BESの『誇り』、「どんな時でも誇りを持ってやることが大切だっていうのを歌われている曲なんですけども、常に試合に行く時にバスの中で永遠とリピートしている曲なんですけども、ちょっと自分がくじけそうな時、今日大丈夫かな、不安だなと思った時に、この曲が僕の背中を押してくれる。誇りを持って戦えという風にこの曲がいつも言ってくれるんで、それで聴いてます」

小酒部泰暉選手はマンガのようなスポーツヒーロー!山北町が小酒部選手を生んだ街と誇る日は近い!!

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アルバルク東京、小酒部泰暉選手はマンガのキャラっぽいところがある。

まず小酒部選手のストーリーがマンガの主人公のようだ。山北高校進学の理由、家から近いからだけでバスケットボールの弱小校に進んだのは、『スラムダンク』の流川楓と同じ。高校時代までは県大会2回戦止まり、県選抜にも選ばれたことがない全くの無名の存在で、高校でバスケットボールは辞めようと思っていた。それが神奈川大学の幸嶋謙二監督に才能を発見されて人生が180度変わっていく。幸嶋監督から「君にはバスケを続けてほしい。君には才能がある」と熱心に勧誘を受けても「そこまで自分自身は重く受け止めてなくて、大学でバスケやろうかなぐらい。」スターの原石を見つけて興奮し、なんとか自分の手元でバスケを続けさせたい幸嶋さんの熱と、のんびり構えた小酒部選手のギャップが笑える。

なりゆきでバスケを続けていた小酒部選手が大学生の日韓戦、李相佰盃の日本代表に選ばれて大活躍。一気にキャラ変していく。そして自身が想像もしなかったプロへの道が開けちゃう、そんな選手はBリーグ広しといえど小酒部選手の他にいない。

プレーもマンガっぽい。Bリーグの選手紹介には「異次元の身体能力」と書かれているが、天皇杯決勝、琉球の身長206センチジャック・クーリーがジャンプする遥か上から187センチの小酒部選手がダンクに行ったシーンは、その滞空時間の長さも迫力も、数コマで描きこまれるマンガのワンシーンを見ているようだった。

ゾーンに入った時の小酒部選手は誰にも止められないヒーローだ。3月30日のファイティングイーグルス戦、第4クオーターだけで小酒部選手はスリー4本含め14点にスチールもあって無双状態。あの10分間のパフォーマンスをコンスタントに出せるようになったら、アルバルクを超えて日本代表のエースになると思う。

道を作ってもらった幸嶋監督からは「ひたむきさだったり、謙虚さといった人としての価値を高めるためにやることを教わった。」と、人間的にも控えめで素晴らしい小酒部選手だが、時には流川のようにエゴ出して、俺がエースだってところ見せて欲しい。

山北町の皆さんが、「私の地元は小酒部泰暉の出身の街だ。」と自慢できる日はもうすぐだと私は思う。

       モリタニブンペイ

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来週のゲスト

伊勢大夢投手(横浜DeNAベイスターズ)

伊勢大夢投手は熊本県出身の27歳。

熊本市立一新小学校4年生の時に、地元の一新少年野球クラブで野球を始めます。

九州学院高等学校では春夏合わせて甲子園に2回出場。

明治大学を経て2019年ドラフト3位で横浜DeNAベイスターズ入団。

サイドスローから威力あるストレートと落差のあるフォークを武器に、セットアッパー、クローザーとして活躍。

幾度となくチームのピンチを救う姿にファンからは「伊勢大明神」と呼ばれる絶対的な存在です。

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