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スポーツジャーナリスト・モリタニブンペイが、旬なアスリートにインタビューするスポーツドキュメンタリー。豊富なスポーツ取材経験を生かし、分かりやすい言葉でスポーツの本質に迫ります。ケガや挫折、様々な苦難をものともせず挑戦を続け、夢を追い続けるスポーツヒーローの姿を通じて、 リスナーの皆さんに元気と勇気をお届けします。
アスリート出演情報は番組Xで @HeroesLandmark アスリートへの質問は lsh@fmyokohama.jp

Hero’s Music

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モリタニブンペイ

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西園寺 加栞

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『 誇り   / DOZAN11/BES 』

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横浜F・マリノス、朴一圭選手のHero's MusicはDOZAN11/BESの『誇り』、「どんな時でも誇りを持ってやることが大切だっていうのを歌われている曲なんですけども、常に試合に行く時にバスの中で永遠とリピートしている曲なんですけども、ちょっと自分がくじけそうな時、今日大丈夫かな、不安だなと思った時に、この曲が僕の背中を押してくれる。誇りを持って戦えという風にこの曲がいつも言ってくれるんで、それで聴いてます」

元中日のエース吉見一起さんから授けられた、打ちづらい投手の奥義。ベイスターズ吉野光樹投手の大ブレークの予感に胸を躍らせて!

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吉野光樹投手の話を聞いて、僕は吉野投手が今シーズン活躍する姿が目に浮かんで、ワクワクしてきた。吉野投手には昨シーズン後半掴んだ確かな自信と奢ることなく課題が明確に見えていたからだ。

キャンプで取り組んでいることを尋ねると「ひとつひとつのボールの質だったり、やっぱり1球1球が凄く大事になってきますし、気を抜いていいボールなんてひとつもないんで」。プロの世界では、相手を三振にする、打ち取る、決め球だけではなく、今投じるその1球が次のボール、次の対戦、もっと言えばこれから対戦するかもしれない全てのバッターにメッセージを持ち布石となっていく。詰将棋のように、一手でも無駄にしたら形勢逆転、勝負に負けてしまう。プロの世界の厳しさが伝わる話だ。

恩師、元中日の吉見一起さんの教えも深い話だった。吉見さんから吉野投手は、自分がどう感じているかだけではなく、打者がどう感じているか、打者からどう見えているかを理解することを教わった。ボールへの圧のかけ方がちょっとでもわかると、一流の打者は見破ってしまうというのだ。トヨタ時代は、「何言っているのか分からなかった」という吉野投手だが、プロに入って吉見さんが言ってる意味が分かった。三振が少ないことで知られる宮﨑敏郎選手のバッティングピッチャーを務めた時に、宮﨑選手は吉野投手のわずかな変化を見逃さずにバットが止まった。宮﨑選手のような超一流のバッターはほんの少しの変化でも見逃してくれない。吉野投手が「何かを変えなければいけない」そう思った瞬間だ。中日のエースだった吉見さんは現役時代、どのボールも同じ投げ方をして、本当に打ちづらいピッチャーと言われていたが、その投球術の真髄を吉野投手は授けられていたのだ。

リリースの入射角でフォークの落ち方が変わってくるという話、素人の僕には深すぎて理解不能だったが、吉野投手がそこまで突き詰めているんだと分かっただけで、今シーズンが楽しみになった。

ご本人が非常に難しいという再現性を高めて、打ちづらいピッチャーとして吉野投手、大ブレイクしてほしい。その先にはベイスターズ、昨シーズンの忘れ物、リーグ優勝が待っているはずだ。

頑張れ、吉野光樹投手!

              モリタニブンペイ

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来週のゲスト

伊勢大夢投手(横浜DeNAベイスターズ)

伊勢大夢投手は熊本県出身の27歳。

熊本市立一新小学校4年生の時に、地元の一新少年野球クラブで野球を始めます。

九州学院高等学校では春夏合わせて甲子園に2回出場。

明治大学を経て2019年ドラフト3位で横浜DeNAベイスターズ入団。

サイドスローから威力あるストレートと落差のあるフォークを武器に、セットアッパー、クローザーとして活躍。

幾度となくチームのピンチを救う姿にファンからは「伊勢大明神」と呼ばれる絶対的な存在です。

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