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スポーツジャーナリスト・モリタニブンペイが、旬なアスリートにインタビューするスポーツドキュメンタリー。豊富なスポーツ取材経験を生かし、分かりやすい言葉でスポーツの本質に迫ります。ケガや挫折、様々な苦難をものともせず挑戦を続け、夢を追い続けるスポーツヒーローの姿を通じて、 リスナーの皆さんに元気と勇気をお届けします。
アスリート出演情報は番組Xで @HeroesLandmark アスリートへの質問は lsh@fmyokohama.jp

Hero’s Music

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モリタニブンペイ

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西園寺 加栞

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『 Fight Song  / Rachel Platten 』

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富士通レッドウェーブ・赤木里帆選手のHero's Musicは、Rachel Plattenの『Fight Song』。「この曲はすごい背中を押してもらえる曲だなっていう風に思ってて、自分が頑張ろうっていう風に思える曲です。」

金メダルの原動力は悔しさ!車いすラグビーの新エース・橋本勝也選手に夢はない。あるのは世界一のプレーヤーになるという目標だけだ!!

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どれだけのトレーニングをすれば、これほどの肉体を手に入れることができるのだろう。スタジオに表れた車いすラグビー日本代表、橋本勝也選手の上半身は、冗談ではなく「アメフトのショルダーパッド、Tシャツの下に着けてます?」と尋ねたくなるほど、広くて、分厚かった。自身のハンディキャップを鍛えに鍛えた上半身でカバーして、世界を驚かせたスピードや強さ、クイックネスを身に着けたのだと合点がいった。

たくましい体そのままに、橋本選手はエネルギッシュで、パワーがあふれ出ていた。パリパラリンピックで悲願の金メダルを獲得した歓びのエネルギーだけではない、ご自身が世界一のプレーヤーになるという意欲と情熱がパワーを生み出し続けているのだ。では何をもって世界一とするのか。橋本選手は明確なビジョンがあった。「例えば世界選手権でMVPを獲る。プレーだけでなく、チーム全員が僕に対してとてつもない信頼をおいてくれるとか、何でも僕に頼ってくれるとか相談事をしてくれるとか、そういう人間性も含めた上でのMVPっていうものを目指しています。」どこまでも理想は高いのだ。

橋本選手自身が生み出すパワーに加えて、帰国してからの出会う人から掛けられるお祝いの言葉や渋谷の凱旋パレードでの大勢の人からのおめでとう、ありがとうの祝福のシャワーで歓びは増していた。パワーが何倍にもなるのも分かる。

そして橋本選手が変わったきっかけはほとんど出場機会のないまま終わった東京大会後、チームのエース、池崎大輔選手からの言葉だった。「悔しかっただろ。次こそはお前の番だぞと。俺らは待ってるから這い上がって来いよと、俺らは勝也に期待しているからな。」そう橋本選手一人ではない、車いすラグビーの選手、スタッフ、関係者、ファンがみんな抱き続けてきた悔しさと共に積み上げてきた伝統が金メダルを生むパワーとなったのだ。

池崎選手からエースのバトンは橋本選手に渡された。次は橋本選手が下の世代につなぐ番だ。パラリンピックチャンピオンという伝統とそれを可能にするエネルギーと共に。

         モリタニブンペイ

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来週のゲスト

小泉怜史選手

(三菱重工相模原ダイナボアーズ)

小泉怜史選手は相模原市出身の25歳。

早稲田大学のスタンドオフとして活躍した

父・剛さんの影響もあって、3歳から相模原ラグビースクールで、ラグビーを始めます。

早稲田実業高校時代は花園にも出場。

早稲田大学を経て、アーリーエントリーで2023年1月

三菱重工相模原ダイナボアーズに加入しました。

今シーズンはプレーオフを狙うチームで

その活躍に期待が集まっています。

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