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スポーツジャーナリスト・モリタニブンペイが、旬なアスリートにインタビューするスポーツドキュメンタリー。豊富なスポーツ取材経験を生かし、分かりやすい言葉でスポーツの本質に迫ります。ケガや挫折、様々な苦難をものともせず挑戦を続け、夢を追い続けるスポーツヒーローの姿を通じて、 リスナーの皆さんに元気と勇気をお届けします。
アスリート出演情報は番組ツイッターで @HeroesLandmark アスリートへの質問は lsh@fmyokohama.jp

Hero’s Music

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モリタニブンペイ

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安藤咲良

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『 Meneo  /   Fito Blanko  』

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横浜DeNAベイスターズ京田陽太選手のHero's Musicは、Fito Blankoの『Meneo』。「僕の打席の登場曲でもありますし、ラテン系というか、このリズムが結構好きなんで、はい、これにしました。」

理論派・戸田和幸新監督誕生!JリーグSC相模原へのワクワクが止まらない!!

「誤解は理解の早道」とは現侍ジャパン監督・栗山英樹さんに教えていただいた言葉だが、本日のゲスト、戸田和幸さんのことを私は完全に誤解していた。2002年の日韓ワールドカップで真っ赤のモヒカンヘアで相手チームの選手にガツガツ行く戸田選手のプレーからは頭脳より肉体、分析よりガッツ、そんなイメージを抱いていた。しかし、引退後、再びテレビに登場した戸田さんは理路整然と素人にも分かり易くプレーや戦術を話す理論派解説者に変わっていた。変わっていたのではない、私の認識が浅く、戸田さんの本質を見誤っていたのだ。

これも現役時代からは想像しにくいが、子供の頃はドリブラーだったという。しかし、中学、高校時代、レギュラーになれなかった時に、プレーする為に必要なものを身につけることでプレースタイルは変化する。清水エスパルスでプロになった後も「どうやって生き残るかしか考えてなかった。なりたいものになるというよりは、なった方がいいものを探す感じですね。」という。自分のこと、チームのことを常に客観視してチームにとっても自分の生き残りにも最適な道を選び取る。戸田さんの話、強いものが生き残るのではなく、環境に適合するように変化した弱者が生き残った進化論を僕に思い出させた。

プレーヤーとして、解説者として進化を続けてきた戸田さんが、JリーグSC相模原の監督を次なるステージに選んだ。新監督が好きなサッカーのスタイルは、どんな時でもゴールに向かって物事が行えるスタイルだ。それはプリミティブなサッカーの楽しさであり、プレーする喜びの追求でもある。「プレーするのが楽しいのにプロだからプレーするのはリスクだからボール蹴っ飛ばせとかは僕は嫌なんで、勝たなきゃいけない立場ではあるんですけど、どういったものとして勝ちに向かうかが重要だと思っているから。だから選手にはプレーすることを強く求めるし、失敗することを恐れてチャレンジしないことを逆に僕は認めないし、そうやって常に自分自身にチャレンジをして成長してプロとしてもやっぱり高みを目指して貰いたいなと思っていますね。」

さらに戸田さんはプロチームの価値についてこう話してくれた。「SC相模原だったら基本的には相模原市とその他のホームタウンの人達の生活に何をもたらせるか。どういう存在になるとその人達はスタジアムに足を運ぶのかとか、何が理由なのかとかしっかり考えていろんなことに向かっていくと自然に見えてくるものがある。」

チームのメンバー、対戦相手によって戦術は変わる。自らを戦術オタクという戸田さんは最適な戦い方をその都度見つけ出してくれるだろう。それもサッカーの楽しさとプロチームに求められるものを体現しながら。Jリーグに誕生した超理論派監督の今後の進化とSC相模原が楽しみでたまらない。

モリタニブンペイ

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来週のゲスト

入江大生投手横浜DeNAベイスターズ

入江大生投手は栃木県出身の24歳。

作新学院高では1年秋からベンチ入りし、

2年生の夏には夏の甲子園大会に出場。

3年夏には主に一塁手として出場し3試合連続本塁打を放つなど、作新学院の54年ぶりの全国制覇に貢献しました。

明治大学進学後は投手に専念。

2020年10月のドラフトで横浜DeNAベイスターズから単独1位指名を受け入団。

1年目の2021年はヒジの手術もあり4試合の登板に終わりましたが、リリーフに転向して迎えた2年目の昨シーズンは、チーム3位の57試合に登板。

夏場以降は勝ちパターンの一翼を任されました。

今シーズン、悲願の優勝へフル回転の働きが期待されています。

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