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スポーツジャーナリスト・モリタニブンペイが、旬なアスリートにインタビューするスポーツドキュメンタリー。豊富なスポーツ取材経験を生かし、分かりやすい言葉でスポーツの本質に迫ります。ケガや挫折、様々な苦難をものともせず挑戦を続け、夢を追い続けるスポーツヒーローの姿を通じて、 リスナーの皆さんに元気と勇気をお届けします。
アスリート出演情報は番組ツイッターで @HeroesLandmark アスリートへの質問は lsh@fmyokohama.jp

Hero’s Music

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モリタニブンペイ

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安藤咲良

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『 愛がなくちゃ  /  ウルフルズ   』

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横浜キヤノンイーグルス・嶋田直人選手のHero's Musicは、ウルフルズの『愛がなくちゃ』です。「去年まで所属していた山本雄貴、彼が試合前とかのモチベーションムービー、試合のメンバーに試合前に見せるビデオとかがあるんですけど、それを彼が結構作ってくれてて、その時に流してくれてたのが今紹介したウルフルズさんの「愛がなくちゃ」。凄いチーム愛とかを、彼は凄い大事にしていて、イーグルスもそうやってチーム愛っていうのを大事にしているチームで、凄い自分達の気持ちとかそういうものに重なる部分とかが一杯あったので、大好きで今も聴いてたりとかしています。」

愛と情熱!瀬戸大也選手とパリを目指す

東海大学水泳部・加藤健志ヘッドコーチは選手以上に熱い人だった!!


まず加藤健志さんの熱量に圧倒された。東海大学水泳部加藤ヘッドコーチの練習は質量ともに物凄いことで有名だ。辛いトレーニング、歯を食いしばってコーチの指導に付いていくには、コーチへの絶大な信頼がなければならない。加藤コーチは、選手自身と同じ、いやそれ以上と思えるほど世界一を目指していた。この熱が選手の心に電波して、あのトレーニングを自ら進んでやるのだろう。加藤コーチが出逢った時から「世界一になれる」と言っていた金藤理絵選手が、その気になってから1年も経たずにリオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲った理由がわかった気がした。

その加藤コーチの哲学は選手への愛だった。「僕のコーチングはとにかく選手に可能性しかないんだよっていうことを伝えたい。科学的には、伸びないことの方が証明出来ない訳です。柔軟性だとか筋力だとか持久力だとか、後はテクニック、もう伸びないことなんて全くないんですよ。」

メダリストを育てるコーチには、他の選手の指導はせずに、メダルを狙う選手だけマンツーマンで指導する人もいる。加藤さんは違う。メダリストを育てる前に教育者だ。「やっぱり人間っていうのはひとりでは生きていけないし、あらゆる良さを出し合うと、ひとりでは頑張れないことが頑張れるし、後は、速い選手だから速い人とばっかりやってても、なぜ速いかが分かりかにくくなるんですよ。遅い人を速くするっていうことを教えることで、自分の中の気づき、うまくいかない時にどうやるとうまくいくんだろうというアイディアの幅も広がる。」

加藤さんは日本代表ヘッドコーチを務めた世界短水路選手権で、これまでの競泳界の常識、金何個、銀何個、銅何個とメダルの数を目標に掲げることをせず、「全員ベスト出そう」と言った。「それは全員が出来ることなんです。例えば日本チームで金メダル何個獲るぞって言ったら、えっ私関係ないって思っている日本代表が存在するんです。だから自己ベストを出そうと言ったんです。」結果は日本記録が8つ、アジア新記録が4つ。そして決勝進出者は何と32レース。自己ベストが全員の中の30%、3人に1人がベスト出した。

愛に溢れる加藤さんに救われた選手もいる。東京オリンピック前に自らの不倫スキャンダルで一時は泳ぐ場所さえ事欠いた瀬戸大也選手である。加藤さんは週刊誌に記事が出たその日に電話して直接叱った。そして目標にしていた東京でメダルゼロに終わり、目標を失いかけていた瀬戸選手に声をかけた。今、瀬戸選手は東海大学でコーチをしながらパリを目指している。それこそ死に物ぐるいで。加藤コーチの愛と熱が伝わった瀬戸選手は以前とは別の熱量がある選手になっていることだろう。頑張れ、瀬戸大也選手!それが熱を貰った僕も瀬戸選手を応援せずにはいられなくなった僕の結論である。

             モリタニブンペイ

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来週のゲスト

佐野恵太選手

(横浜DeNAベイスターズ)

佐野恵太選手は岡山県出身の29歳。

小学1年生で地元の少年野球団で野球をはじめました。

広島の広陵高校から明治大学へ進み、2016年ドラフト9位で横浜DeNAベイスターズに入団。

2020年にメジャー・リーグに移籍した筒香嘉智選手の後を受け4番とキャプテンに抜てきされると、

いきなり打率.328で首位打者に輝きました。

2022年には161安打をマークし、最多安打のタイトルを獲得。

しかし、昨シーズンは本来のバッティングを発揮することができず、打率.264でレギュラー定着後初めて打率3割を下回りました。

今シーズン、佐野選手の代名詞でもあったクローズドスタンスから両足を平行に置くスクエアスタンスへと変更する等、フォームも改造して、バッティング復活にかけています。

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