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スポーツジャーナリスト・モリタニブンペイが、旬なアスリートにインタビューするスポーツドキュメンタリー。豊富なスポーツ取材経験を生かし、分かりやすい言葉でスポーツの本質に迫ります。ケガや挫折、様々な苦難をものともせず挑戦を続け、夢を追い続けるスポーツヒーローの姿を通じて、 リスナーの皆さんに元気と勇気をお届けします。
アスリート出演情報は番組Xで @HeroesLandmark アスリートへの質問は lsh@fmyokohama.jp

Hero’s Music

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モリタニブンペイ

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西園寺 加栞

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『 Fight Song  / Rachel Platten 』

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富士通レッドウェーブ・赤木里帆選手のHero's Musicは、Rachel Plattenの『Fight Song』。「この曲はすごい背中を押してもらえる曲だなっていう風に思ってて、自分が頑張ろうっていう風に思える曲です。」

目が不自由になって出会ったゴールボールで開けた別世界!鳥居陽生選手が見据える自分の進む道!!

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「ゴールボールで自分が目指すところまでの目標が達成するまでは、目は治すつもりはないです。」ゴールボール日本代表、鳥居陽生選手はそういった。鳥居選手が目が不自由になった原因であるレーベル遺伝性視神経症の治療法について伺った時だ。アメリカには異常をきたしているミトコンドリアに直接作用する薬が開発され、実用化されているという。僕はその話を聞いて、高額な治療費はさておいて、目を治すことは大きな選択肢だと思ったが、鳥居選手の答えは違った。いかにゴールボールにかけているのかがわかる。

高校1年生の秋に病気を発症するまで鳥居選手は野球一筋だった。強豪ひしめく神奈川県で野球の推薦入学で高校にも入り、ベンチ入りもしていた時に発症し、視力を奪われる。これがどんなに辛いことか、想像に難くない。「人生の一部だった野球が無くなって、生きる価値がなくなったというぐらいだった。」と当時を振り返る。

ところがここで、鳥居選手は落ち込んでいる暇があるなら、次に何かしたいと、目が不自由でも出来ることがないか探していた。そして出会ったゴールボール。そして、わずか3年足らずでパリパラリンピック日本代表。目指すはチームとして世界のトップ、選手としても世界のトップ。相当に険しい道だと思いますが、僕は鳥居選手なら、いつかたどり着けると思う。何故なら、鳥居選手には自分のやりたい事、やるべきこと、その先のゴールまではっきりと見えているからだ。

人生を賭けられるゴールボールに出会えたこと、鳥居選手は幸せだと思う。鳥居選手は言う。「自分の中でも目が不自由になる前と全く違う世界にいると思っているので、ゴールボールに出会って、この世界で自分が目指せる所を見つけたっていう感じですかね。」病気によって視力は失ったけれども、ゴールボールと出会って全く違う世界が目の前に広がった鳥居選手。鳥居選手の視線がはっきりととらえた自らの進む道、力強く歩む姿を僕も見届けたいと思う。がんばれ鳥居陽生選手!

              モリタニブンペイ

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来週のゲスト

小泉怜史選手

(三菱重工相模原ダイナボアーズ)

小泉怜史選手は相模原市出身の25歳。

早稲田大学のスタンドオフとして活躍した

父・剛さんの影響もあって、3歳から相模原ラグビースクールで、ラグビーを始めます。

早稲田実業高校時代は花園にも出場。

早稲田大学を経て、アーリーエントリーで2023年1月

三菱重工相模原ダイナボアーズに加入しました。

今シーズンはプレーオフを狙うチームで

その活躍に期待が集まっています。

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