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スポーツジャーナリスト・モリタニブンペイが、旬なアスリートにインタビューするスポーツドキュメンタリー。豊富なスポーツ取材経験を生かし、分かりやすい言葉でスポーツの本質に迫ります。ケガや挫折、様々な苦難をものともせず挑戦を続け、夢を追い続けるスポーツヒーローの姿を通じて、 リスナーの皆さんに元気と勇気をお届けします。
アスリート出演情報は番組Xで @HeroesLandmark アスリートへの質問は lsh@fmyokohama.jp

Hero’s Music

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モリタニブンペイ

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西園寺 加栞

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『 Fight Song  / Rachel Platten 』

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富士通レッドウェーブ・赤木里帆選手のHero's Musicは、Rachel Plattenの『Fight Song』。「この曲はすごい背中を押してもらえる曲だなっていう風に思ってて、自分が頑張ろうっていう風に思える曲です。」

ラグビーの勝敗は目には見えない細部に宿っている。勝つチームを本当に知っている中村駿太選手が今シーズンのキヤノンイーグルスで感じた手応え!

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中村駿太選手の話を聞いて、僕はラグビーの深淵なる魅力にまた、どはまりした。

神は細部に宿るとよく言うが、ラインアウト一つとってもリフターがジャンパーを持ち上げるときの手の位置、タイミングその一つ一つの細かい部分で、ボールを獲れてもその後のモールの結末まで決まっているのだという。勝敗は、トライを獲れたか、獲られたかの点差に出るが、実は勝敗の分かれ目は見ている人が気付いていない物凄い細かい部分にあると言う。そして、その細かい部分を徹底的に詰めているチームが強いチーム。

昨年、サントリーサンゴリアスからキヤノンイーグルスに移籍した時、中村選手はイーグルスはミスに優しいと感じた。ミスを指摘して、次はミスを無しにしていかないと、ドンマイで片付けると、そこでその本人の成長もチームの成長も止まってしまうのだ。「同じミスを15人がしてたら、15回ミスすることになるじゃないですか。だからひとつの誰かのミスで、全員が学ばなきゃいけないっていうのは凄く言ってきた。凄いミスにも最後厳しくなりました。」

沢木敬介監督がプレーオフ準決勝パナソニックワイルドナイツに17対20で負けた試合を「今シーズンのベストゲーム」と語った。ちなみにイーグルスはワイルドナイツにリーグ戦で1度も勝ったことがない。3点差の負けは善戦といっていい。がしかし、「誰も満足している選手本当にいなかったんで、それは今まででは多分イーグルスではあり得なかったことなんじゃないかなって思います。」ロッカールームで悔し涙を見せた選手も何人もいたという。善戦を良しとしないメンタリティはイーグルスの成長の証だったのだ。

中村選手と沢木監督の縁も面白かった。中村選手は沢木監督にシーズン中、褒められたことないと言う。しかし、沢木監督は僕ら記者の前で「駿太はこんなもんじゃない。代表になってもらわないと困る」と言って煽る。最高の誉め言葉は中村選手にも届いている。サンゴリアスに中村選手を誘った沢木監督の元で、中村選手は選手としての円熟期を迎える。

来シーズンのキヤノンイーグルス、期待していい。それは間違いない。

                モリタニブンペイ

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来週のゲスト

小泉怜史選手

(三菱重工相模原ダイナボアーズ)

小泉怜史選手は相模原市出身の25歳。

早稲田大学のスタンドオフとして活躍した

父・剛さんの影響もあって、3歳から相模原ラグビースクールで、ラグビーを始めます。

早稲田実業高校時代は花園にも出場。

早稲田大学を経て、アーリーエントリーで2023年1月

三菱重工相模原ダイナボアーズに加入しました。

今シーズンはプレーオフを狙うチームで

その活躍に期待が集まっています。

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