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スポーツジャーナリスト・モリタニブンペイが、旬なアスリートにインタビューするスポーツドキュメンタリー。豊富なスポーツ取材経験を生かし、分かりやすい言葉でスポーツの本質に迫ります。ケガや挫折、様々な苦難をものともせず挑戦を続け、夢を追い続けるスポーツヒーローの姿を通じて、 リスナーの皆さんに元気と勇気をお届けします。
アスリート出演情報は番組Xで @HeroesLandmark アスリートへの質問は lsh@fmyokohama.jp

Hero’s Music

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モリタニブンペイ

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西園寺 加栞

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『 Fight Song  / Rachel Platten 』

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富士通レッドウェーブ・赤木里帆選手のHero's Musicは、Rachel Plattenの『Fight Song』。「この曲はすごい背中を押してもらえる曲だなっていう風に思ってて、自分が頑張ろうっていう風に思える曲です。」

「これで僕はオリンピックにたどり着いた」

ド根性スイマー南出大伸選手のかっこよさ!

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オープンウォータースイミング日本代表、南出大伸選手は今じゃあまり聞かれなくなった、ド根性の人だった。

自然条件とも戦う水のマラソン、オープンウォータースイミングで波が高い方が好き。10キロレース、泳いできて最後のラストスパートが得意。気持ちの勝負になったら誰にも負けない確固たる自信を持っていた。

自信の源は練習量だ。同じオープンウォータースイミングの選手でも1日7キロぐらいしか泳がない選手もいる中で、南出選手は通常の強化期間は毎日20キロ泳ぐ。「自分よりもそもそものプールでの速度が速い選手が殆ど。」と他の選手よりスピードは劣ることを認めて、じゃあ持久力とどんなコンディションにも負けない強さを誰よりも泳ぐことで身に着けた。「これで僕はオリンピックにたどり着いた」と言い切れる。ド根性はかっこいいのだ。

オープンウォーターならではのエピソードにもド根性は表れていた。

海で泳ぐオープンウォータースイミング、時にはクラゲに刺されることもあるということは予備知識として持っていたが、南出選手はクラゲに刺されないことはないという。1回のレースで何か所も刺されることもよくあるという。それでもレース中は気にならない。「レース中だと大丈夫です。刺されたのは分かっているんですけど、それどころじゃない。こっちは刺されても勝ちに来てるんだみたいな。(笑)」

またコースロープのないオープンウォータースイミング、他の選手とぶつかることもよくある。南出選手は他の選手の肘が当たって目の周りが腫れた時も泳ぎ続けた。リオデジャネイロオリンピックや東京オリンピックの時も問題になった試合会場の水質。時には、「ここでは泳ぎたくないな」と感じることもあるという。それでも泳ぐ。「僕の場合はビオフェルミンしっかり飲み続けているって感じ。それ以外の対策の方法がないんで。あとはレース中飲んでも、レース終わった後大変なことになるかも知れないんですけど最悪レースには支障ないんで。」

努力とガッツで世界に挑む、南出選手の活躍は、多くの人に希望を与えてくれると思う。ド根性アスリート、南出選手、応援したくなる選手だった。

              モリタニブンペイ

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来週のゲスト

小泉怜史選手

(三菱重工相模原ダイナボアーズ)

小泉怜史選手は相模原市出身の25歳。

早稲田大学のスタンドオフとして活躍した

父・剛さんの影響もあって、3歳から相模原ラグビースクールで、ラグビーを始めます。

早稲田実業高校時代は花園にも出場。

早稲田大学を経て、アーリーエントリーで2023年1月

三菱重工相模原ダイナボアーズに加入しました。

今シーズンはプレーオフを狙うチームで

その活躍に期待が集まっています。

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