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スポーツジャーナリスト・モリタニブンペイが、旬なアスリートにインタビューするスポーツドキュメンタリー。豊富なスポーツ取材経験を生かし、分かりやすい言葉でスポーツの本質に迫ります。ケガや挫折、様々な苦難をものともせず挑戦を続け、夢を追い続けるスポーツヒーローの姿を通じて、 リスナーの皆さんに元気と勇気をお届けします。
アスリート出演情報は番組Xで @HeroesLandmark アスリートへの質問は lsh@fmyokohama.jp

Hero’s Music

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モリタニブンペイ

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西園寺 加栞

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『 仲間  / ケツメイシ 』

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横浜F・マリノス喜田拓也選手のHero's Musicは、ケツメイシの『仲間』。「この曲は題名の通り、仲間の素晴らしさが詰まった一曲なので、自分だけじゃなくて、本当に周りにいる仲間たちの存在の素晴らしさ、感謝、いろんな思いを持てる1曲だと思うんで、そういう気持ちを大切にしたい人、忘れそうになった時とか聴いてもらえると、そういう思いを思い出せると思います。

アメリカで逆境を乗り越え、島根での挫折を倍返し!大橋大空選手の小さな体に溢れるのはハングリー精神とブースターへの想いだった!!

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大橋大空選手、大空と書いて、ひろたか。お名前のように、大橋大空選手の表情は晴れ渡っていた。

加入1年目の横浜エクセレンスで、25歳でキャプテンを任されて大きなプレッシャーのある中で悲願のB2昇格、B3優勝を成し遂げた大きな喜びと充実感が表情、言葉、全身から溢れていた。チームの勝利は大橋選手個人の勝利でもあった。

大橋選手は高校バスケ界の名門、洛南高校卒業後、単身バスケットボールの母国アメリカに渡った。最初に直面したのはサイズや人種的な偏見。「アジア人、身長も僕ちっちゃいんで、初めて入ったチームでは、1軍から3軍のチーム分けがあったんですけど、僕は4つめのチームに入れられて、練習もさせてもらえない。見てくれだけでそう判断されてしまって。1、2か月ぐらいまともにバスケしてない感じでした。」アメリカでの経験から得られたものは、ハングリー精神という大橋選手の言葉を試すように試練は続く。

逆境を克服した経験と自負をもって帰国。入団した島根スサノオマジックでは出場10試合、1試合平均プレータイム1分24秒に留まる大きな挫折を味わった。トップカテゴリーのB1島根から二つ下のB3横浜エクセレンスに1年で移籍。この勇気ある決断は、プレーへの渇望が大きかったと想像する。そして大橋大空はこんなもんじゃないと、その実力と存在価値を証明するためだったはずだ。そして大橋選手はその勝負にエクセレンスでの活躍によって見事勝利した。

B2昇格を決めたプレーオフ準決勝岩手ビッグブルズとの第3戦は残り数秒での劇的な逆転勝利だった。シュートが入った瞬間、まだ試合終わってないのに涙が出てきたという大橋選手の話、私も同じだったと思ったエクセレンスのブースター、たくさんいらっしゃったと思う。苦しい展開でも最後の最後に勝ち切れた経験。そして選手と一緒に戦ってくれるブースターの存在の大きさを深く心に刻んだことは、大橋選手のこれからの大きな財産になるはずだ。

さらに上を目指す過程で困難もあると思うが、アメリカで育んだハングリー精神で乗り越えて、エクセレンスをさらに高みに連れて行ってほしい。

頑張れ、大橋大空選手!

           モリタニブンペイ

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来週のゲスト

青山由佳選手(ブラインドマラソン伴走者)

青山由佳選手は相模原市出身の39歳。

東海大学陸上競技部で長距離ランナーとして活動し、その後もクラブチームで大会に出場して活躍していました。

2015年、身長144センチの道下美里選手が並走しやすいよう、小柄な女性ランナーを探していたブラインドマラソン協会が、青山選手に伴走を依頼。

伴走者として初出場となったその年2月の別府大分毎日マラソンで、前半20キロの伴走を務め優勝に貢献。その後、チーム道下の一員として、リオデジャネイロパラインピックの銀メダル東京パラリンピックでは悲願の金メダル獲得に貢献しました。

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